オンライン英会話をいざやってみようと思ったものの、いざ本番となると「本当に初めて話す講師と英語で話せるのかな?」と不安を感じたり、緊張することもありますよね。
そこで今回は、オンライン英会話を受ける時の緊張を無くすコツを実体験ベースで解説していきます。
オンライン英会話を受ける時に緊張する理由
オンライン英会話を受ける時に緊張する理由は人それぞれですが、主な理由が4つあります。下記で説明していきます。
英会話に慣れていないため
まず初めに挙げられる理由として、英語を話すことに慣れていないことが挙げられます。
学校の英語の授業の時に、ネイティブっぽく発音するのが気恥ずかしい感じはありませんでしたか?
インプット偏重型の教育が長年根付いている結果、英語を発すること自体に慣れていないのです。
結果として、私たち日本人の多くは、英語で話すことに抵抗を覚えるように教育されがちです。
抵抗感があるため、なかなか英語を話す機会にも恵まれず、結果として英会話に慣れないという背景があるのです。
はじめてのことだから
これは当たり前なのですが、だれでも初めてのことは緊張しますよね。
ましてや、英会話は日本人が苦手意識を持ちがちな行為なので、結果として緊張するのも無理はないでしょう。
程度の差こそあれ、多くの日本人が同じマインドですし、後ほど説明する解決策があるので、心配する必要はありません。
性格が内向的だから
初体験であることや慣れていないと言う問題の他に、性格の問題も原因の一つとして挙げられます。
元々内向的な人は母国語である日本語でも人と話すのが苦手な傾向があります。
ましてや外国語である英語で話すとなると、緊張しやすくなるのも無理はありません。
解決が難しそうな理由ですが、内向的な人も後述する方法を活用すれば、緊張せずにオンライン英会話を楽しむことが出来ますよ。
何を話したら良いかわからないから
緊張してしまう理由として、そもそもレッスン中に何を話したらよいのかわからないということが挙げられます。
普通に、同じ日本人でも話題がないと話すのに困りますよね。
特に英語の場合、話すテーマをあらかじめ用意していても、英語で話すとなるとうまく出てこなかったりするため、焦りの原因となりやすいです。
オンライン英会話を受ける時の緊張を解決する方法
以上で見てきたように、オンライン英会話では様々な理由が重なり不安や緊張に陥りがちです。
そこでこうした事態を防ぎ、楽しくレッスンを受けるためにあなたができることを実体験をもとにお伝えしていきますね。
基本的には慣れるのが大事
身も蓋もない解決策ですが、慣れが一番の解決策です。これで多くの人は解決できると思います。
緊張するのは、初めてのレッスンや、初めての講師を受けるときが多いですが、
レッスンも回数を重ねるうちに、実感として「ミスしてもいいや」と思えたり、「なるがままにしよう」という心境になってくるものです。
人により個人差はありますが、まずは「慣れ」が大事なんだと思い、すぐくじける前に、ある程度レッスンを受けてからまた考えてみることも大切です。
慣れない場合の対策方法
オンライン英会話レッスンで緊張する際の一番の解決策としてレッスン受講回数を増やし、「慣れ」の状態を作る方法をお伝えしました。
とは言え、慣れだけでは解決できない場合もあると思います。その際に役立つ方法については、下記に詳細を述べていきます。
率先してレッスンを進行してくれる講師を見つける
慣れで解決できない場合、受講している先生の性格や相性が合わない可能性があります。というのも、私自身最初に受けた先生がそうだったからです。。(笑)
先生なのに受け身気質で、こちらから話題を振らないと沈黙があったりしたので、結構きまづい雰囲気が漂ったりしていました。そこであきらめていたら、オンライン英会話=×という考えになっていたと思います。
しかし、いろんな先生を試していくうちに、本当におもてなしの精神で心地よい会話をリードしてくれる先生や、同じ趣味を持つ先生、普段の気心知れた友人にタイプが似ている先生など、楽しく英会話ができる先生に沢山出会うことができました。
合う先生が見つからない場合、ほかオンライン英会話も検討する
自分に合う先生がなかなか見つからない場合は、一度ほかのオンライン英会話の体験レッスンなどを受けるなどして、合いそうな先生をほかの場所で探すのもおすすめです。
なぜなら、オンライン英会話は解約手数料などが特になく、体験レッスンはほとんどが無料だからです。
まだ受けたことがない人であれば、大手のレアジョブやDMM英会話がコスパ良くおすすめできるスクールです。
話す内容が決まっているコースを選ぶ
率先してレッスンを進行してくれる先生を探すと同時にレッスン・コース選びもオンライン英会話で緊張しないためのポイントになります。
どうしてもフリートークになると、英会話力がないと沈黙の時間が増えたり、ぎこちない英会話になってしまいます。
しかし、教材を使ったレッスンや、音読中心のレッスンであれば、事前にどういう内容を話すかがわかりますし、自分の得意ないテーマを選択することができるので、緊張はしにくくなります。
レッスン前の予習と音読を習慣にする
プレゼンや発表などを振り返るとわかりやすいですが、事前の準備は間違いなく精神的な安定感をもたらしてくれます。
具体的には、自己紹介はテンプレートを作って10回音読しておく、できたら諳んじられる程度まで身に着ける、テキストを3回音読しておくなどが挙げられます。
特にレッスン初期や初めての講師の時には入念に準備をすることで、精神的な緊張をしにくくなりますよ。
次に、普段内向的な人や日頃あまり会話をしない人に絶対おすすめしたいのが、レッスン前の音読です。
英文やレッスンに使うテキストを事前に音読することで、レッスン時に発話がスムーズになりますし、頭の回転も回りやすくなります。
音読は脳科学でも実証されている効果的な学習法なのでぜひ取り入れてみてください。
フリートークの場合、箇条書きで話したいテーマを書いておく
私の中で一押しの方法で、英語学習法の本などにもあまり書かれていない方法として、箇条書きで話したいテーマについて書いておく方法があります。これは、フリートークなどのレッスンに有効で、会話が停滞したときに活用できます。
具体的には、
・今日の仕事について
・今日の食事について
・天気
・仕事の問題点と改善方法
などを書いておいて、その場で英語で話したり、テーマについて相手の意見を聞いたりします。(天気や季節などは相手の国の状況をあらかじめ調べておいて、話題を振るのもありです。)
私は、仕事の悩みなどについては、普段の仕事仲間ではない異国の地の先生にアドバイスをもらうことで、「こういう考え方もあったか」などと気づかされ、視野が広がったりしました。
特にフィリピン人の多くは仕事より家庭を大事にする価値観が強く、仕事第一主義に陥りがちな日本の労働観を考えさせられるきっかけになりました。
※とっさに箇条書きの内容について聞けるだけの英語力がない場合は、事前に辞書などを使いながら、レッスン前にスカイプのチャットで箇条書きの英文を送るのもありです。
英語はある程度できたが緊張癖のある私の場合
最後に、実際にどうやって緊張を克服したかの事例を記載していきます。
私の場合は、以上で見てきたように、レッスンを率先して進行してくれる先生を見つけたことが大きかったですね。普通に日本人の仲の良い友達のような感覚で話せる先生を発見できてからは楽しめるようになりました。
逆に、初めての先生でも緊張しなくなったのは、やはり慣れと事前の音読が大きかったです。
音読によって、英語を話せる下地が出来ましたし、そうやって自信をもって英語を話す時間をレッスンを通じて積み重ねていくことで、英語を話している自分が当たり前化し、緊張が薄れていくようになりました。
口下手で英語が全く話せない母の場合
母親の場合は、普段内向的で友達も少ないのですが、私同様にリーダーシップを発揮してくれる先生を選ぶことで、楽しく会話している様子でした。
英語は相変わらず話せず苦戦していたものの、事前にはなしたいテーマの単語を予習していたので、それが功を奏していました。
ここでのポイントは、同じ職業に就いている先生を選んだことです。
専門用語では英語で理解できることも多く、お互いの話に興味をもって会話できるので、レッスンの効果も高まります。
講師検索のところで、自分の職業を英単語で検索すると発見することができますよ。
例 看護師→nurseと検索
営業マン→salesと検索
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