オンライン英会話と言えば、スカイプやアプリを利用する無料のオンライン通話を通じて、外国人講師から英会話レッスンが受けられるサービスで有名です。一般的にはオンライン英会話スクールが提供するテキストを使って授業を受けることになります。
その一方で、自分次第でいかなるレッスンにもアレンジすることができるのをご存知でしょうか。レッスンを自分が楽しめる方法や受講目的に応じてカスタマイズすることで、より有意義なものにすることができます。
今回は、私が1年半オンライン英会話を受講する中で徹底的にオリジナル活用した方法について解説していきます。
私のオンライン英会話の活用事例
私は「オンライン英会話を徹底的に活用する」をモットーに、資格試験(英検)・就職活動対策・娯楽・恋愛・ボランティアといった幅広いテーマで活用しました。
これだけ聞いても何を言っているのか分からないと思うので、一つ一つ具体的に説明していきます。
オンライン英会話レッスンで美人で可愛い外国人先生の恋愛話に付き合った
オンライン英会話のレッスンは先生を自由に選び放題です。そしてDMM英会話で5000人以上、レアジョブで4000人以上の先生が在籍しているので、美人な先生や可愛い先生がかなりたくさんいます。
オンライン英会話では、そうした先生のレッスンを好きに受けることができるので、恋愛(対女性)のコミュニケーショントレーニングにとしてかなり役立ちました。
普段女性と話す機会が少なく、特に美人と話す機会がなかったので、英語を学びながらノーリスクで美人な先生と話ができるのは、正直下手に合コンやガールズバーなどに行くよりはよっぽど楽しく有意義でしたね。
特に、先生の恋愛話に付き合って彼氏の愚痴や、恋愛事情について色んな話をすることで、美人な外国人先生と笑いを交えながら楽しく英会話をすることに慣れることができました。
これは、その後のHUBでの実英会話場面や、都内にある英会話喫茶(英語好きの日本人と外国人が自由に話せるカフェ)などで話しをする時などにも非常に役立った経験です。
また、最近では、非モテこそ、白人美女を狙えという理論を唱えている方も居るので、それを実践しようと考える人は最初のとっかかりとしてオンライン英会話を選択するのもよさそうです。
これまで日本人女性にモテずに筋トレと仕事とアキバ系趣味だけで生きてきた。一見落ちぶれてるおっさんが国際結婚して、ドイツ移住するために、現在悪戦苦闘中。
— 三島丈拡 @34ma (@34ma) June 22, 2019
欧州の親戚達と会話するために1年以内にドイツ語🇩🇪、ロシア語🇷🇺、英語🇬🇧を身につけないとマジで死ぬ‼️ pic.twitter.com/7Ssi4GMT1r
※美人という観点でいうとDMM英会話のセルビア人の方が一番綺麗でした笑
英検一級の英作文を添削してもらった
オンライン英会話スクールでは、TOEIC等の対策レッスンを行っているスクールは多いのですが、英検対策を行っている所は少ないです。
しかしながら、スクールが対策レッスンを持っていなくても、オンライン英会話を通じて英検対策を行うことは十分に可能です。
具体的には、事前に先生に英作文の添削をしてほしいと伝えた上で、自分で作った英検一級の英作文問題について、レッスン前に記述したノートをスマホで撮影して画像をスカイプ経由で送り、レッスン中にその内容に関し英会話で話しながら添削してもらうというものです。
レアジョブなどの大手スクールでは、フィリピン大学などの有名大学卒の人も多いですし、学歴や学部でフィルターをかけることで精度の高いフィードバックをもらうことが出来ました。
自分ひとりでは客観的に自分の英作文が良いものなのか、他のベターな表現はないかなど気づけなかった部分が多かったのですが、「こう書いたほうがより自然な文章になる」「こういう根拠もアリではないか」など的確なツッコミをもらうことが出来たので、本当に役立ちました。
英検準一級・一級の面接対策に使った
オンライン英会話では、ビデオを活用して英検の面接対策も行いました。
予算があれば単発で高額な通学型面接対策を行うのもいいですが、面接は慣れの部分が大きいので、費用が安く、毎日受講できるオンライン英会話で試験前に継続して面接対策することで、本番でスムーズに面接を受けることができるようになりました。
具体的な面接練習の方法ですが、英検1級の場合は、
- 英検一級の試験官の指示を言ってもらうように伝える
- 過去のトピック(過去問)がネット上に落ちているので、そのリストを事前に先生に渡す
- トピックをランダムに選んでもらい、一定時間経過した後にスピーチを行う
- 本番同様に、自分が構成したスピーチの内容について質問をしてもらう
- 一連のやり取りが終わった後に、スピーチの構成などについてフィードバックをもらう
以上の手順を踏むことで着実にスピーチが作れるようになりました。
いろんな先生に同じような手順でスピーチを見てもらうことで、試験対策にとどまらない多種多様なフィードバックがもらえますし、戦争や社会、科学など難易度の高いテーマについて深堀して英語で議論でできたので試験対策にとどまらない有意義な時間が作れたと思います。
お互いの趣味や好きなことについて徹底して語った
英会話に関しては、オンライン英会話をある程度継続することで、定型的な挨拶やレッスンでいつも使う表現はすぐに身に着けることができます。
一方、自分の言いたいことをひねり出したり、深い内容まで表現して話すということは、自分が本当に興味のあることを何とかして言いたいという状況にならないといつまで経っても言えないです。
そして本当に興味のあることについて話す状況を作るには、趣味や好きなことが同じである講師と徹底的に話をすることが効果的です。
私の場合は、ファイナルファンタジーが好きなフィリピン人講師の先生と、「シリーズでどれが一番感動したか」とか「このエンディングについてどう思った?」とか徹底して語ったり、
健康法について、いろんな先生にヒアリングしたり、お互いの好きな映画や本を紹介して、次回までにお互い要約と感想を述べて議論をしたりと、
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
この経験を通じて、単純な英会話力以外にも表現力、論理的思考力が鍛えられたと感じています。
就活時の模擬面接をしてもらった
私がオンライン英会話を始めた年が大学卒業1年前で、就活の時期と被り、オンライン英会話を毎日受けるのが難しくなりつつありました。
そんな時に思い付いたのが「オンライン英会話のレッスンで就活の面接対策を行う」ということです。
基本的なやり方としては、「面接でよくある質問リストを英訳して先生にお渡しし、ランダムに質問してもらい、それについて英語で答える」という難易度の高いことをしていましたが、
今振り返るとそのやり取りが逆に母国語である日本語での面接の心理的な敷居を下げ、良い風に影響したと思っています。
あとは経歴として過去にキャリアカウンセラーをやっていたり、採用担当をやっていた人のレッスンを受けることもできたのでかなりラッキーでした。
※当時はレアジョブで個人的にチューターに依頼をして面接対策を行っていましたが、ビジネス世界に身を置いているチューターから実践的なアドバイスがもらえるビズメイツ(Bizmates)がおすすめです。
また、自分で英訳などを作るのが手間な人にお勧めできる英語面接対策本としては、「英語面接合格フレーズ ココで差がつく! 厳選450」が挙げられます。
通常の面接にも通ずる面接テクニックも学べるので、一粒で二度おいしい一石二鳥本です。
仕事の悩みや軽い相談を聞いてもらった
無事内定をもらい、新卒で会社員としてスタートしてからは、仕事の悩みや相談相手になってもらうことが多かったです。
このころにはある程度自由に話すことができるようになっていたので、定期的なオンライン英会話で会社の人以外の存在と話すことが純粋なストレス解消になっていましたね。
特にフィリピンの人は日本人によくある仕事第一主義の価値観ではなく、家族を大事にする文化があります。そうした先生と話すことで、今いる職場の価値観が必ずしも絶対的なものではないんだということを思い出すことができました。
結果的に、視野が狭くなりすぎずに済んだので、メンタル的にもかなり良い効果がありました。
オンライン英会話チューターの家に遊びに行った
オンライン英会話スクールによっては禁止されている場合もありますが、お互いに信頼関係が出来て、旧知の仲のような先生が出来たので、大学の春休みを利用して先生の家に遊びに行きました。
マカティというマニラの中心街で、人生初のカジノに行ったり、世界遺産に登録されているサン・アグスチン教会を観光したり、日本が出店しているラーメンの味を確かめたりと観光ガイド顔負けの個人ツアーをしてもらいました。そして今でもたまにLineでやり取りをしています。
こうしたアクティブラーニングはその後の英語学習のモチベーションに大きなインパクトがありまました。
そして何より、こうした友情が芽生えたこと自体がオンライン英会話を活用できた成果なのかなと感じています。
日本の観光案内をした
別の先生が日本に来た時は、日本観光をお手伝いしました。都内に遊びにきていたので、秋葉原や六本木など、事前に先生たちが行きたいというスポットを中心に英語で案内する経験が出来ました。
こうした経験は2020年のオリンピックや就労する外国人が増加する日本の未来に備えた貴重な体験だったなと感じています。
自分のアイデア次第でオンライン英会話の活用法は無限大
以上で見てきたように、オンライン英会話のレッスンは発想次第で無限にレッスンを活用できます。
これ以外にも、自分の英語以外の課題・目的と結び付けたりすることでいくらでも応用することができると思います。
あなたも今回の私の事例を参考に、オリジナルの活用法を見つけてみてくださいね。
例)音楽が専門のネイティブ講師に歌を披露して発音チェック、YouTubeをネタに、議論など
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